昭和５４（１９７９）年の大和市を見てみよう！～市政施行２０周年記念作品

youtubeから、昭和54年(1979年)の神奈川県大和市の市政２０周年を記念して制作された映像をご紹介します。

ワールドカップサッカーカタール大会、奇跡のドイツ戦勝利に沸き立っていますね。
11月も、いよいよ最後の週末となりました。来週はいよいよ師走。毎度のことですが、時の流れの速さをしみじみ感じ入ります。



今日ご紹介する映像は、1979年(昭和54年)に、神奈川県大和市の市制20周年を記念して製作された当時の大和市の様子です。
12:49付近から、市内の教育機関（深見台保育園ー市内の小中学校）の紹介をしています。

「市制xx周年記念」として「市勢要覧」という出版物が全国の自治体から刊行され、出版年頃の人々の生活の様子が写真で紹介されていることがよくあります。
大和市は、それを広報映像の形で製作し、おそらく図書館で管理・貸し出しを行っていたのだと想像します。

youtubeで共有することで、このような（収蔵されたままでは）なかなか陽の目を見ない映像が世界中のどこからでも視聴可能になったということは、改めて大きなイノベーションだと思います。
日本の近現代史の研究も、こういったコンテンツを利用しながらもっと様々な角度から見た「発見」ができるといいですね。

コメント 2

おはようございます。レア映像ありがとうございました。これは地元市民でないと見る機会のない映像でしょう。もしかしたら神奈川テレビ(TVK)あたりで放送したことあるかもしれませんが、他県民はまず見ていない映像と思います。ネット普及のおかげでこのような映像が手軽に見られるようになったことは大変有益です。
この当時私は中学生でした。13:3０あたりに同年代の女子生徒が映ります。映像に映る小さな子供たちは団塊ジュニアであり、彼らがちょうど小学校に入学した頃でしたから、小中学校が市内に新設されたのでしょう。調べたところ大和市の人口は現在２４万人とのことで、映像当時より８万人増えています。少子高齢化で市町村の過疎化が進行する中、大和市は今も人口増となっており発展を続けている町だと思います。
by 匿名 (2022-11-26 07:51) 

匿名様

コメントを頂き誠にありがとうございます。
さりげなくご指摘いただきましたが、先程まで私は「奈良県大和市」と表記してしまっていました。正しくは「神奈川県大和市」ですよね。お恥かしい限りです。

該当シーンは非常に短く、わずかに雰囲気を感じ取っていただけたら幸いです。
TVKは午前中は教育放送を行っていましたね。これは「教育目的の放送」という条件で、一定の補助金が貰えたからだと記憶しています。午後以降の番組は音楽系中心でがらっと雰囲気が変わっていました。

首都圏のベッドタウンとして、大和市はまだまだ若い市ですが、住宅地にハクビシンが出現して家庭菜園を荒らす、という自然も残った町ですね。
by Sei (2022-11-26 08:33)