ニッポン欧米人の見た日本の戦後「学校教育」 [NHK総合]

1990年、イギリスBBCが制作した日本の戦後史を、欧米人の目を通して描いたドキュメンタリーシリーズです。
日本では1991年に放映されました。

NHKとBBCは、日本と英国の公共放送という点で多くの共通点を持っています。
どちらも商業主義に影響されずに、深い内容のドキュメンタリーを制作しています。
今回ご紹介する「ニッポン欧米人の見た日本の戦後」は、BBCが制作した日本に関するドキュメンタリー番組をNHKが逆輸入して紹介するというシリーズです。日本人とは違った、欧米人の視点から見た「日本」が、様々な切り口で分析されていました。

1990年、まだまだ日本には管理教育が幅を利かせていた時代です。服装チェックや髪の毛の長さも厳しく校則で決められていました。
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部活動の練習に励む生徒たち。みんな統一された体操服で行っています。
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体育祭の前日。グラウンドの小石を拾う生徒たち。どんなに拾っても小石はなくなることはありませんが、「グラウンドを整備する」という気持ちが大切なのです。
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体育祭。ラジオ体操、集団の競技、応援する生徒たち。どの場面でも、生徒たちは真剣に取り組みます。
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思えば、英国も日本同様学校教育現場にブルマー(gym knickers)が使われていた国でした。この番組制作者は、日本より先に廃止になった体育ユニフォームへの郷愁の気持ちを抱いていたかもしれません。
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コメント 2

とんち番長

外国人の人から見たら、今の日本の教育もさぞ奇異に映ることでしょう
どうせそうならこの時代の方が良かったかもしれません
by とんち番長 (2010-07-18 16:58) 

Sei

とんち番長様
返事が遅れました。すいません。
今の日本の教育の奇異なところは「ゆとり教育」的な自主規制の部分でしょうか。
シンガポールや香港、中国、韓国などアジアはどこも必死で教育していますけどね。そういった面では、だいぶ差を感じます。
by Sei (2010-08-14 15:17) 

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